焼津、藤枝、静岡等の静岡県中部の税理士、公認会計士|かたかわ会計
静岡県内信用金庫が平成31年2月を目途に合併へ
焼津信用金庫と静岡信用金庫、浜松信用金庫と磐田信用金庫が平成31年2月を目途として、対等合併することを合意しました。
日銀のマイナス金利政策や少子高齢化により信用金庫の経営環境も悪化してきており、合併により経営基盤を強化することが狙いのようです。
浜松信用金庫と磐田信用金庫の合併後の名称は「浜松磐田信用金庫」と決定していますが、焼津信用金庫と静岡信用金庫の合併後の名称は現時点では未定のようです。余談ですが、合併の基本事項の中で、焼津信用金庫と静岡信用金庫は合併後、単に存続金庫が職員を引き継ぎ雇用する旨のみではなく、「100%雇用継続」する旨を明記しています。これは職員の雇用を守るという強い意思表示なのかもしれません。
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静岡県内信用金庫の状況
28年3月ベースで静岡県内信用金庫12金庫の概要は下記のようになります。
浜松信用金庫は預金も貸出金も県内信用金庫では断トツでしたが、合併により更に存在感が大きくなりそうです。
単純に、預金と貸出金残高を比較すると、合併後の浜松磐田信用金庫は清水銀行(預金13,538億円、貸出金10,704億円)を上回っています。
今後、その他の信用金庫にもこの合併の流れが続くのでしょうか?